お昼過ぎに、関西国際空港に降り立った時。
ずっと海外にいたため、切っていた携帯電話の電源を入れようとしたら、かかりませんでした。
「メールとか、いろいろたまっているはずなのに・・・。まあ、いいや、家に帰ってから、充電すればいいし」
そう気を取り直して、空港から特急電車に乗って、京都へ。
久々の京都に、テンションが上がったものの、すっかり疲れてしまったので、携帯を充電しながら、家の掃除をしていました。
そして、動物病院の午後診が始まり、ほしみを引き取って、みんなでルンルンと帰宅。
帰り着いた時、
「あ、そうだ」
と、携帯を見たとき、メールがたくさん入っていました。
あと、留守番電話が数件。
「あー、きてる、きてるー」
と、メールボックスを覗いたときでした・・・・・・私が凍りついたのは。
文字通り、そのまま床にへたりこんでしまいました。
5/4 金 14:58
差出人 こぱぐ弟
件名 訃報
本文:留守電にも入れといたけど、詳しくメールにして送っておきます。
五月四日午前九時十分ころ
T動病院にてタロウ亡くなる
三日ほど前に夜勤から帰ってきた父がタロウの様子がおかしいことに気付く(い
つもは尻尾をふって迎えてくれるのに無反応)
母と心配していたところ苦しそうな唸り声を発するようになる(聞いたことのな
い声)
連休中で休業中だったT先生に連絡。診察してもらうことに。
熱がすごい。通常三十八℃の平熱が、四十一℃の高熱。診察中に左耳から大量の
出血。どうやら化膿しているそうで血のにおいがおかしい。
昨日夕方六時前
連休で帰って来たものの、様子のおかしい。母からタロウの体調がおかしいことを
聞く。
母とふたり縁側にてタロウの左耳を治療しようとしたものの、相当痛いらしく暴
れる。何とかおとなしくなったものの、あまりの異常な出血ぶりに驚く。
ご飯も受け付けないらしく、水をほんの少し飲んだだけ。苦しそうな唸り声を聞き、とにかく心配
。
夜は苦しまずに眠れたらしい。
五月四日
午前八時四十分過ぎ
指示されていたため、再び病院へ
熱を検査三十九℃まで下がっていた。先生が左耳を検査しようとしたものの、痛
いのかタタロウ暴れる。
洗浄治療をしてもらうが血はとまらない。
午前九時過ぎ
タロウがぐったりしてきているのに先生が気付く。聴診器で確認するも、心臓の
鼓動が弱くなっていく。
左耳だけでなく、今度は鼻から大量出血。
心肺停止のタロウに蘇生治療開始。 まずいため先生に促されて仕事中の父に連
絡。
九時二十分過ぎ
治療も空しく心臓は動かず
間に合わなかった父にタロウが死亡したことを電話
九時三十分過ぎ
駆け付けた父と三人で涙をながす
5/4 金 15:07
差出人 こぱぐ弟
件名 死因
本文:直接の死因
治療中の急性心不全
左耳の出血
耳の奥に腫瘍があるもよう(推定)。T動物病院には頭部CTスキャンがないため
検査はできず、断定はできず。
そこから細胞の化膿がはじまり、ウィルスが定着したため大量出血が発生(推定)
5/4 金 15:21
差出人 こぱぐ弟
件名 明日の予定とタロウの遺体取扱
本文:明日午前十時半
高原町 夢眠の郷(むーみんのさと)にて火葬にすることに
お骨は骨壷に入れて持ち帰り、家の庭にいける。 墓石も用意してもらうとのこ
と
5/4 金 23:18
差出人 こぱぐ弟
件名 仮定……ifの話だけれども
本文: 小さいころから躾をビシッとやっていて、全身くまなく触れるようにしていたら
……耳掃除ができていたなら腫瘍なんてことにはならなかったのではないだろう
か。
結果論だということは充分わかってはいるけれども。
T先生が言われていたことだけれど、苦しまずに……眠るように逝ってくれたの
は救いだったと思う。
明日、タロウの最後の姿をカメラで撮ることになったんで、今度帰省したら見な
よ。
これ以上考えているとまた泣きそうだからそろそろ寝るね
・・・・・・・・・・・。
メールのコピペだけですみません・・・。
最後に読んだメールの中。
添付された写真の中で、タロウは私が、ずいぶん前にあげた
カッパちゃんを抱っこして、眠っていました。
お正月、体をさすってあげたときの・・・あの感触・・・。
あったかくてフワフワした感触が忘れられません・・・。
あぁ・・・・・・・・タロウが、お星様になっちゃった・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
早速、飛行機のチケットを取ろうと思いましたが、GWの関係か、本当に早い便しか取れませんでした。だから、2日連続、早起きになります。・・・けど、乗れるのなら、乗らなくては・・・。
今、宮崎へ帰っても、葬儀も火葬もすんでしまったから、タロウはいないけれど・・・・・・・・でも。
・・・・・・・・・・・ダンナ氏も言ってくれたことだし、初七日の法要があるまでは帰省していたいと思います。
さあ、また荷造りしなくちゃ。
では・・・。
写真は、お互いがとっても大好き同士だった、タロウと祖父です。
昨年、急逝した祖父。
今頃、会えているでしょうか・・・。